墓じまい改装専門
行政書士事務所

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改葬とは遺骨の引越し

2026.05.19

「お墓の引越し」という言葉を聞いて、皆様はどのようなイメージを持たれるでしょうか。

家を住み替えるように、ご先祖様のお住まいを今の暮らしに合わせて整えること。

これを専門用語で「改葬(かいそう)」と呼びます。

石材店で15年、そして現在は行政書士として多くのお墓を見守ってきた私が、スムーズな改葬のための4つのステップを分かりやすく解説します。

1. 最初の一歩は「新しい引越し先」を決めることから

改葬の手続きを始めるには、まず遺骨の新しい引越し先(受け入れ先)が決まっている必要があります。

最近では、首都圏内のアクセスの良い納骨堂や、自然に還る樹木葬など、選択肢が広がっています。

新しい場所が決まると、その施設から承諾書や証明書という書類が発行されます。

これが、お墓の引越しという物語のスタートになります。

2. 「改葬許可申請書」と、お寺様へのご挨拶

次に、現在お墓がある場所の自治体から「改葬許可申請書」を取り寄せます。

ここで必要なのが、今のお墓を管理している寺院などの管理者印をいただくことです。

長年お世話になった御住職へ「事情があってお引越しをすることになりました」と、感謝をお伝えし書類に証明の印をいただきます。

心理的に一番緊張する場面かもしれませんが、誠実にお話をすれば、御住職もこれからの供養のためにと背中を押してくださるはずです。

3. 「管轄の役所」への手続き

必要書類が揃ったら、現在のお墓がある場所の管轄の役所への手続きを行います。

書類に不備がなければ、即日、遅くても10日間程度で「改葬許可書」の発行となります。

この許可証があって初めて、お墓からお遺骨を取り出し、新しい場所へ納めることができるようになります。

いわば、ご先祖様の「パスポート」のような大切な書類です。

4. 遠方での墓じまいも、諦めないでください

ここで補足としてお伝えしたいのが、遠方での墓じまいや手続きについてです。

「実家のお墓が九州や東北にあり、何度も役所やお寺へ足を運ぶ体力が不安」というお声をよく伺います。

郵送でのやり取りが可能な場合もありますが、不慣れな手続きを遠隔地と進めるのは大変な労力です。

私は行政書士として、これら全ての代理手続きをお受けしています。

石材店時代の知識を活かし、現地の業者様や役所と直接やり取りをすることで、皆様が一度も現地へ足を運ぶことなく、安心してお引越しを完了させることも可能です。

最後に:お墓の引越しは、未来の家族へのプレゼント

手続きの山を一つずつ越えていくのは大変なことですが、その先には「いつでも会いに行ける」という穏やかな日常が待っています。

行政書士としての法的な裏付けと、石材店として培った現場の経験。その両方を使って、お客様の「大切な想い」を紡いでいきます。

~ 遠くの「心配」より近くの「再会」 ~