試験当日の午後4時まで諦めるな!2年前の絶望を乗り越えたお墓の行政書士から、すべての受験生へ贈るエール
来月、11月8日(日)。行政書士試験の本番が刻一刻と近づいてきました。
直前期のいま、焦りや不安で押しつぶされそうな日々を過ごされている受験生の方も多いのではないでしょうか。
実は私自身、今から2年前の「令和6年度(2024年度)」行政書士試験を受験し、合格を果たしました。
石材店の仕事を務めながら、新たな道として挑んだ試験でしたが、決してお手本のようなスマートな合格劇ではありませんでした。
今回は、3回目の挑戦で泥臭く合格を掴み取った石屋の現行政書士の私から、直前期を戦うすべての受験生へ、心を込めてエールを送ります。
1. 模試の判定は一度も合格点に届かなかった。それでも諦めなかった理由
恥ずかしい話ですが、合格した年の秋になっても、私は直前模試で一度たりとも合格基準点(180点)を超えたことがありませんでした。
「こんな点数で本当に合格できるのだろうか」と、模試の帰り道に一人で落ち込んだ夜は一度や二度ではありません。
それでも私がペンを置かず、勉強を続けられたのはなぜか。
それは、「どうしても行政書士になってやりたいこと、助けたい人がいたから」です。
15年間の石材店勤務、お墓の処分や複雑な改葬手続き、親族間のもつれで悩まれている施主様を山ほど見てきました。
「現場の苦労も、ご家族の悲しみも知っている自分だからこそできる、寄り添う法務サポートがあるはずだ」。
おこがましいかもしれませんが、「自分にしかできない仕事で、困っている人を助けたい」という圧倒的な情熱と目的意識だけが、諦めそうになる自分の背中を押し続けてくれました。
2. 恩師の教え:「試験当日の午後4時まで諦めるな、もがけ!」
今でも心から尊敬している受験予備校の講師の先生から、直前期に言われた忘れられない言葉があります。
「試験当日の午後4時(試験終了時刻)まで絶対に諦めるな。最後までもがけ!」
「午後4時を過ぎたら、覚えた知識なんて全部忘れてしまってもいい。だからとにかく、試験が始まる最後の1秒まで脳みそに知識を叩き込め。解いている最中も、最後の問題の最後の選択肢まで食らいつけ」という教えでした。
試験直前になると「もう今さら足あがきしても変わらないのでは」と思いがちですが、最後の最後にテキストでチラッと目にした条文や判例が、本番の1問を分け、合否を分けることが本当にあるのです。

3. 魔の「絶望タイム」を知っておけ!そして「合格者として振る舞え」
先生はさらに、本番に向けた2つの重要なマインドセットを授けてくれました。
① 「絶望タイム(思考フリーズ)」は必ずやってくる
3時間という長丁場の試験中、誰しも一度や二度は「見たこともない難問」や「記述式の罠」にぶつかり、頭が真っ白になって思考がフリーズする「絶望タイム」がやってきます。
大切なのは、「絶望タイムが来ることをあらかじめ知っておくこと」です。「あ、これが噂の絶望タイムか。みんなも今苦しんでいるな」と冷静に受け止めることができれば、パニックにならずに次の問題へ立ち直ることができます。
② すでに合格した人間として振る舞え!
「自分は受験生だ」と思ってオドオド受けるのではなく、「自分はすでに合格した行政書士だ。実務家としてこの目の前の問題を解決してやる」という強いマインドで試験に臨むこと。
先生に言われた通り、私は自分のスケジュール手帳の試験日(11月8日)のページに、あらかじめ太いペンで「合格おめでとう!」と書き込みました。
未来の合格した自分を先取りすることで、ブレない覚悟が生まれたのを覚えています。
最後に:前を向いて走るすべての人を、全力で応援します!
行政書士試験を目指す理由は、人それぞれ違います。
「人生を変えたい」「新しいビジネスに挑戦したい」「誰かの力になりたい」。どんな想いであれ、働きながら、子育てをしながら、あるいは不安と戦いながら前を向いて走り続けるあなたの姿は、それだけで心から尊く、美しいものです。
模試の結果が振るわなくても関係ありません。大切なのは「本番の午後4時まで諦めないこと」です。
2年前に同じ不安と焦りを感じ、泥臭く壁を乗り越えた一人の先輩として、私は最後までもがき続けるあなたを全力で応援しています。
11月8日、試験終了のチャイムが鳴るその最後の1秒まで、絶対に自分を信じて走り抜けてください!応援しています!
~ 遠くの「心配」より近くの「再会」 ~