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行政書士事務所

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【墓じまいの総費用】一体いくらかかる?解体から新しい納骨先までのリアルな相場を徹底解説

2026.07.03

「墓じまいを考えているけれど、結局全部でいくらかかるのだろう……」

終活を進める中で、最も気になるのがお金の全体像ではないでしょうか。

実は墓じまいと一言で言っても、かかる費用は現在の墓石を壊す代金だけではありません。

ご遺骨の取り出しから法要、そして新しい納骨先の準備まで、様々なステップで費用が発生します。

石材店で15年、見積りを作り続け、現在は行政書士として手続きをサポートしている私が、見落としがちな項目も含めた「墓じまいの総費用」のリアルな内訳を分かりやすく解説します。

1. 現在のお墓を閉じる際にかかる費用(骨出し・解体)

まずは、今あるお墓を更地にして管理者に返すまでに必要な費用です。

  • 骨出し作業料(約5万円):お墓のカロート(納骨室)を開け、中にあるご遺骨を取り出す作業を石材店に依頼する費用です。
  • 閉眼供養の法要(約10万円):お墓から魂を抜くため、お寺のご住職にお経をあげていただく御布施の目安です。
  • 離檀料(必要に応じて):お寺の檀家をやめる場合、これまでのお礼と感謝を込めてお納めする御布施です。金額はお寺との関係性によって異なります。
  • 墓石解体撤去工事(1㎡あたり約20万円):お墓を解体し、基礎コンクリートを撤去して更地にする工事費です。お墓の広さ(平米数)のほか、重機が入らない狭小地や山の上などの立地によって前後します。

2. 新しい場所へご遺骨を迎える費用(改葬・納骨)

次に、取り出したご遺骨を新しい受け皿へ移動させるための費用です。ここが総額を大きく左右します。

  • 新しい墓地・納骨先の費用(約30万〜300万円):他の方と一緒に眠る「合祀墓(永代供養墓)」やコンパクトな「樹木葬」であれば30万円前後から用意できますが、新しく別の場所に「一般墓」を建てる場合は300万円を超えることもあります。
  • 納骨作業料(約5万円):新しいお墓へご遺骨を収める際、石材店や施設側に支払う手数料です。
  • 開眼供養・納骨法要(約10万円):新しいお墓に魂を入れ、無事に納骨できたことを報告する法要の御布施です。

3. 見落としがちな「その他のコスト」と目に見えない負担

パンフレットなどには載っていない、現地への移動コストや精神的な負担も忘れてはなりません。

  • 交通費や宿泊費:実家のお墓が遠方にある場合、現地へ打ち合わせや法要のために赴く往復の交通費、場合によっては宿泊費が別途かかります。
  • 慣れない手続きでの不安や時間:役所から「改葬許可証」を取得するための書類集めや、お寺・石材店とのスケジュール調整など、未経験の手続きには膨大な時間と心理的ストレスがかかります。

最後に:総費用を抑え、不安を解消するために

墓じまいの総費用は、選ぶ項目や新しい納骨先の形によって数十万円から数百万円まで非常に大きな幅があります。

だからこそ、提示された見積書が本当に適正なのか、無駄な費用が含まれていないかを見極める「目」が必要です。

私は石材店時代の15年間、営業・施工監督としてあらゆるパターンの見積書を作成してきました。

そして現在は行政書士として、その経験を活かしてお客様の見積書をチェックするセカンドオピニオンとなり、さらに面倒で慣れない役所の手続きをすべて代理代行しています。

~ 遠くの「心配」より近くの「再会」 ~