墓じまい改装専門
行政書士事務所

ホーム 個人の方へ 墓地管理者・法人の方へ 選ばれる理由 事務所案内 よくあるご質問 お問合せ/無料問合せ

お墓の引越しは実は種類で難しさが違う?

2026.06.01

「お墓を引越そう」と決めたとき、多くの方は工事の段取りや役所の書類集めを想像されると思います。

しかし、実務の最前線にいる私たちがまず確認するのは、そのお墓の「種類」です。

日本のお墓は大きく5つに分類され、どこにあるかによって手続きのしやすさが全く異なります。

今回は、それぞれの特徴と注意点を分かりやすく解説します。

スムーズに進みやすい「窓口が明確な」3つの墓地

まずは、比較的スムーズに手続きが進みやすいグループです。

共通しているのは「管理事務所やお寺など、責任者がはっきりしている」という点です。

① 公営墓地(都営・市営などの自治体)

自治体が管理しているため、手続きは極めてシステマチックです。規定の書類を提出すれば、事務的に淡々と進めることができます。

② 民営墓地(宗教法人や公益法人)

民間の管理事務所が窓口となります。指定の石材店制度があるケースが多いものの、手続きの案内が丁寧で、迷うことは少ないでしょう。

③ 寺院墓地(お寺に隣接する墓地)

こちらも管理者が「御住職」とはっきりしています。ただ、事務手続き自体は明確ですが、長年のお付き合いがある分、事前に感謝を込めた「墓じまいの相談」をしておくという、丁寧なコミュニケーションが必要となります。

専門家の力が必要になる「難所」となる2つの墓地

一方で、一筋縄ではいかないのが、地域の風習や歴史と深く結びついた次の2つです。

ここでお困りの方は、すぐに私たち専門家へ相談することをおすすめします。

④ 共同墓地(地域や町内会が管理)

「村墓地」とも呼ばれ、地元の有志で守ってきた墓地です。誰が現在の管理責任者(ハンコを押してくれる人)なのか、代替わりしていて分からないケースが多々あります。

⑤ 野墓地(個人や一族の私有地にある墓地)

自分の畑の隅や、一族の山の中にあるお墓です。一番の難点は、そもそも昭和23年にできた「墓地埋葬法」の許可を正しく得ている土地なのか(いわゆる『みなし墓地』に該当するか)という法的な確認が必要になる点です。

さらに、土地の名義人が「明治時代のひいおじい様のまま」ということも珍しくありません。

④と⑤の場合、管轄の役所への事前相談や、過去の古い記録の調査など、法律の専門的な知識が不可欠になります。

最後に:どんなお墓でも、必ず道は開けます

もしあなたのご実家のお墓が「共同墓地」や「野墓地」で、どこから手をつけていいか途方に暮れていたとしても、決して諦める必要はありません。

私は石材店での15年間、道なき山中のお墓を探し、数々の古い墓地を整理してきました。

そして今は、行政書士としてお客様の代理人となり、役所との複雑な調整を引き受けています。

「うちのお墓は手続きが難しそう……」 そう思ったら、その不安を私たちに半分預けてみませんか。

~ 遠くの「心配」より近くの「再会」 ~